水痘(みずぼうそう)
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更新日:2025年5月8日
感染予防と重症化予防のために定期予防接種をお受けください。
水痘とは
水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の感染症です。「みずぼうそう」として知られています。
感染経路には、空気感染、飛沫感染、接触感染があります。
水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%を占めると言われています。
成人での水痘も稀に見られ、成人が水痘を発症すると重症化するリスクが高いと言われています。
主な症状
潜伏期間は10日から21日程度で、発症すると38度前後の発熱と全身にかゆみを伴う直径3~5mm程度の発疹がみられます。
典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。
通常経過であれば1週間程度で治まります。
発疹出現の1~2日前から、すべての水疱が痂皮化するまで感染性があります。
予防方法
有効な予防方法は予防接種です。
水痘ワクチンの1回の接種により、重症の水痘をほぼ100%予防でき、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
予防接種法に基づく定期予防接種が生後12か月から行われています。生後12か月に達したら、水痘(水ぼうそう)ワクチンを接種しましょう。
出席停止期間
学校保健安全法では、すべての発疹が痂皮化するまで出席停止とされています。
お問い合わせ
台東保健所 保健予防課感染症対策担当
電話:03-3847-9476
ファクス:03-3847-9424
