特別支援教室・通級指導学級
ページID:589552551
更新日:2025年5月1日
台東区では、障害等による困りごとの改善・克服を図るため、特別支援教室や通級指導学級で指導を受けることができます。いずれの制度も、指導は週に1から2回ほどで、通級している日は在籍校での出席扱いとなります。
特別支援教室(情緒障害等)
学校内にある特別支援教室に通って指導を受けるものです。苦手、不得手なことによって、生活場面や学習場面のつまずきがある、学校生活にうまく参加できないお子さんに対して、一人一人の実態にあった学習の仕方や具体的な対応の仕方を身につけられるよう指導を行います。
対象
知的発達の遅れがなく、通常の学級での学習におおむね参加でき、発達障害等(診断の有無に関わらず、疑いや傾向を含む)により一部特別な指導を必要とするお子さんが対象です。
(対象例)
・コミュニケーションが苦手
・不注意で気が散りやすい
・勉強に得意不得意があり、力を発揮しにくい など
指導内容
(指導例)
・コミュニケーションの学習
「上手な言葉でのやりとり」や「相手の気持ちを考える」学習をします。
・作業に集中して取り組めるようになる手立ての学習
どのような環境で、どのようなサポートがあると取り組みやすいのかを把握し、学びやすい方法を見つけます。
・読み書きの困難さを軽減、克服する手立ての学習
各々の苦手さを丁寧に把握し、適した教材、教具を選び、学びやすい方法を見つけます。
申込について
まずはクラス担任、特別支援教育コーディネーターにご相談ください。校内で検討した後、保護者とよく相談したうえで、教育委員会に申請することになります。
台東区特別支援教室パンフレット
通級指導学級(難聴・言語障害)
小学校・通級指導学級(難聴・言語障害)
きこえとことばの教室では、きこえやことばに関する困りごとや、その困りごとからくる学習上の問題を改善する指導を行います。
対象
知的発達の遅れがなく、通常の学級での学習におおむね参加でき、話す、聞く等、きこえやことばの課題により、一部特別な指導を必要とするお子さんが対象です。
(対象例)
・発音が気になる( 「さかな」→「たかな」 など)
・話しにくそう( 「ぼ、ぼ、ぼ、ぼく…」 「あーーーのね、」など)
・言葉が幼い(年齢のわりに知っている言葉が少ない、文字の読み間違え など)
・聞こえにくい(聞き誤り、聞き返しが多い など)
指導内容
個別指導を中心に、きこえやことばの学習を行います。
(指導例)
・舌、唇などの動きを高める練習をして、正しい音で発音できるようにする。
・言葉を増やし、思っていることを言葉で表現する力や音・言葉を聞き取る力を身につける
・補聴器や人工内耳を活用し、聞き取る力や聞き分ける力を高める
・難聴についての自己理解を図り、聞こえにくさに対応する力を身につける
申し込みについて
きこえとことばの教室(黒門小学校)に直接お申込みください。
設置校 | 学級名 | 所在地 | 電話 |
---|---|---|---|
黒門小学校 | きこえことばの教室 | 台東区上野1丁目16番20号 | 電話:03-3833-4984 |
中学校・通級指導学級(難聴)
難聴学級では、聴力が補聴器等を使用しても通常の話し声を解することが困難な程度の生徒を対象に聴能訓練、読話指導、発音指導、語い、語法のほかに読解力、構文力をつけるため教科の特別指導を行います。
申し込みについて
難聴学級(柏葉中学校)に直接お申込みください。
設置校 | 学級名 | 所在地 | 電話 |
---|---|---|---|
柏葉中学校 | 難聴学級 | 台東区下谷3丁目1番29号 | 電話:03-3871-9107 |
*学級編成上支障をきたすおそれがあるときを除き、区域外就学が認められる場合があります。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
学務課特別支援学級担当
電話:03-5246-1416
ファクス:03-5246-1409
