B型肝炎ワクチン
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更新日:2025年8月14日
B型肝炎とは
B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。
キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなどの命に関わる病気を引き起こすこともあります。
対象者・接種回数・接種時期・費用
対象者
0~1歳に至るまでの方
※母子感染予防のために、抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は対象外となります。(健康保険が適用されます。)
接種回数
3回
標準的な接種期間
生後2~9か月に至るまでの期間
- 1回目:生後2か月頃
- 2回目;生後3か月頃(1回目の接種から27日以上の間隔をあける)
- 3回目:生後7~8か月頃(1回目の接種から139日以上の間隔をあける
3回の接種を終えるまでには、おおよそ半年間かかります。
1歳になってしまうと、定期接種の対象外となります。スケジュールをよくご確認いただき、接種を受けるようにしてください。
費用
無料
接種方法
接種場所
区内の協力医療機関で実施しています。
なお、23区内の協力医療機関でも接種することができます。希望される場合は、その区または医療機関へお問い合わせください。
接種当日
予診票と母子健康手帳を、医療機関にお持ちください。
予診票
送付時期
生後1か月
※3回分の予診票を送付します。
予診票がお手元にない方へ
台東区に転入された方や紛失等により予診票がお手元にない方には、申請により窓口または郵便で予診票をを発行します。
※接種時期に合わせて保健予防課から郵送で個別通知しておりますので、通常は申請する必要はありません。
窓口での発行をご希望の場合
台東保健所5階保健予防課または浅草保健相談センターで発行します。お越しの際は、母子健康手帳をご持参ください。
郵便での発行をご希望の場合
下記よりお申し込みください。
※申請からお手元に届くまで1~2週間程度かかります。
台東区外へお引越しの予定がある方へ
台東区外へ引っ越したら、台東区の予診票は使えません。
台東区の予診票を使って接種できるのは、 転出日の前日までです(「転出日」とは、台東区を転出後、新住所地で転入届を出す際の「異動年月日」をさします)。
転出日以降は、転出先の区市町村で予診票の発行手続をしてください。
接種にあたっての注意事項
接種が受けられない方
- 37.5度以上の熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 今回受ける予防接種によって、またはワクチンに含まれる成分で、アナフィラキシー・ショックを起こしたことのある方
- 医師が不適当な状態と判断した方
接種を受ける際に医師との相談が必要な方
- 心臓病・腎臓病・肝臓病、血液の病気や発達障害などの基礎疾患のある方
- 以前ワクチン接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどがみられた方
- 以前けいれんを起こしたことのある方
- 過去に免疫不全と診断されている方、近親者に先天性免疫不全症の者がいる方
- ワクチンに含まれる成分にアレルギーがある方
- 周囲で麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘などの病気が流行していて、その病気にかかったことが無い方
- 天然ゴム(ラテックス)製品にアレルギーがある人
接種後の注意
- 接種後30分位は、医師とすぐに連絡をとれるようにしておき、お子さんの様子に注意しましょう。
- 接種当日は、激しい運動は避けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
副反応
接種後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
主な副反応は、副倦怠感、頭痛、発熱です。また、局所反応として、接種部位の発赤、腫脹(はれ)、痛みがみられることがあります。
お問い合わせ
台東保健所 保健予防課予防担当
電話:03-3847-9471
ファクス:03-3847-9424
