デフリンピックについて
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更新日:2025年6月25日
デフリンピックは、きこえない・きこえにくい人のための国際的なスポーツ大会です
デフリンピック(Deaflympics)は、 「Deaf(耳がきこえない)」と「Olympics(オリンピック)」を組み合わせた言葉で、オリンピック、パラリンピックと並ぶ、国際的な総合スポーツ大会の一つです。オリンピックやパラリンピックと同じように、4年に1度、夏季大会と冬季大会が2年ごとに交互に開催されます。
第1回大会は、1924年にフランス・パリで開催されました。今年開催の東京2025デフリンピック大会は、100周年の記念となる大会です。
デフリンピックの最大の特徴は、「音ではなく視覚的な合図を使うこと」です。きこえない・きこえにくい選手たちは、スタートの合図を光で受け取ったり、手話言語やジェスチャーでコミュニケーションを取ったりしながら競技に挑みます。競技運営には手話言語通訳や字幕なども導入され、きこえない・きこえにくい選手たちが不利なく、安心して力を発揮できる環境が整えられています。音がなくても、スポーツの情熱はまったく変わりません。むしろ、静かな中に広がる熱気と集中力に、きっと驚かされることでしょう。
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