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生誕100年 朝倉響子展

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更新日:2025年5月12日

 近代日本を代表する彫刻家・朝倉文夫氏(1883~1964)の次女である朝倉響子氏(1925~2016)。本年は、生誕100年の節目の年となります。
 自由であることを大切にし、そのための努力を惜しまず、創作活動に邁進した響子氏は、洗練された都会的な女性像を多く制作し、自身の様式を確立しました。街の風景に溶け込む響子作品は、場と調和しつつも場に埋没することなく、空間に確かな変化をもたらす独特の存在感を有します。
 本展では、没後にご遺族から台東区に寄贈いただいた作品群の中から、厳選した12作品を展示します。作品を通して、“彫刻家・朝倉響子”の魅力をご堪能ください。

会期

令和7年5月11日(日曜)~21日(水曜)

会場

開館時間

午前10時~午後5時

観覧料

無料

★各日先着50名に「朝倉響子作品ポストカード」(非売品)を差し上げます

朝倉響子(1925~2016)

1925年12月9日、東京市下谷区谷中天王寺町で生まれる。父は彫刻家の朝倉文夫。姉は日本画家を経て舞台美術家として活躍した朝倉摂。
父が主宰する朝倉彫塑塾で彫刻を学び、朝倉彫塑塾展覧会にも出品し研鑽を積む。1942年第5回新文展で≪望≫が初入選。特選を重ね、最年少で審査員となるも日展を脱退。団体に属さず、個展を中心に活動し、自由な立場で制作を続けた。1979年に≪F≫が第7回長野市野外彫刻賞を受賞。
2016年、永眠(享年90)。

台東アートギャラリー(区役所1階)でも作品を展示しています

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会期

令和7年3月7日(金曜)~6月4日(水曜)

会場

台東区立朝倉彫塑館(台東区谷中7丁目18番10号)

開館時間

午前9時30分~午後4時30分
※入館は午後4時まで

休館日

月・木曜日(祝休日の場合は翌平日)

入館料

一般:500円/小・中・高校生:250円
※障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳、特定疾患医療受給者証をお持ちの方とその介護者の方は無料

主催

公益財団法人 台東区芸術文化財団

★入館時は、靴下の着用をお願いします。

お問い合わせ

文化振興課連携担当

電話:03-5246-1153

ファクス:03-5246-1515

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